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デュタスとミノタブ(ミノキシジル)併用で効く⁉効果や注意点!

  • 執筆者の写真: ayoshino
    ayoshino
  • 2017年11月26日
  • 読了時間: 6分

AGA治療薬デュタスと、発毛剤のミノキシジル。ともに効果の認められた医薬品ですが、この2つの薬を併用することはできるのでしょうか?副作用など、気になる注意点も含めてご説明していきます。

 

目次 

1・デュタスとミノキシジルの併用は効果的?副作用は? 

2・デュタスの効果・作用機序と特徴とは?

3・デュタスはAGA治療に効果的!ただし副作用にも注意!

4・ミノキシジルの効果と作用機序とは?

5・ミノキシジルはAGA治療に効果的!ただし副作用にも注意!

6・デュタスとミノキシジルは併用OK?併用効果は?

7・デュタスとミノキシジルの併用は効果とともに副作用も!

8・【まとめ】デュタスとミノキシジルの併用は効果的?注意も必要!

 

デュタスとミノキシジルの併用は効果的?副作用は?

デュタスとミノキシジルはともにAGA治療で効果的とされている薬であり、デュタスとミノキシジルを併用すればさらに効果が高まるとも考えられますが、併用しても大丈夫なのでしょうか。また併用することによって新たな副作用が発症するなんてこともあるのでしょうか。

デュタス、ミノキシジルそれぞれの効果や副作用についても紹介しつつ、デュタスとミノキシジルの併用は可能なのか、併用効果と副作用の危険性についてもお伝えしていきます。

 

デュタスの効果・作用機序と特徴は?

デュタスは還元酵素5αリダクターゼの働きを抑える薬です。AGAの直接の原因は男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)ですが、5αリダクターゼは男性ホルモンのテストステロンをDHTに変換する作用があります。5αリダクターゼの働きを抑えることでDHTの生成も抑えられ、その結果AGAの進行を防ぐ作用があるとされています。

5αリダクターゼ阻害薬として有名なのはプロペシア(有効成分フィナステリド)ですが、プロペシアが5αリダクターゼの2型を抑えるのに対し、デュタスは5αリダクターゼの1型・2型に作用、AGA改善により高い効果があるとされていいます。

1・プロペシア(フィナステリド)は5αリダクターゼ2型に作用

2・デュタス(デュタステリド)は5αリダクターゼ1型・2型に作用

3・デュタスはプロペシアの約1.6倍の効果(臨床試験より)

 
デュタステリドの飲み方

デュタスの飲み方は1日1カプセル、水で服用してください。デュタスを1日のうちいつ飲んでも構いませんが、決まった時間に服用するのが正しい飲み方です。デュタスの飲み方の注意点を以下にまとめます。

1・デュタスの飲み方は1日1カプセル、水で服用

2・1日のうち決まった時間に飲む

3・飲み忘れたからといってまとめて服用する飲み方は厳禁

正しい飲み方をしないと副作用が発症しやすくなる恐れがあります。デュタスの正しい飲み方、1日の量を必ず守るようにしてください。

 

デュタスはAGA治療に効果的!ただし副作用にも注意!

デュタスは臨床試験でもプロペシアの1.6倍の発毛効果が認められ、AGA治療に非常に効果的とされています。ただし以下のような副作用も懸念されます。

(デュタステリド)の副作用

デュタステリドで最も重い副作用は肝機能障害で、AST(GOT)、ALT(GPT)、ビリルビンなどの数値で上昇が見られたという報告もあります。国内の臨床試験で多かった副作用の報告は勃起不全、性欲減退、乳房痛などです。副作用の症状が現れたら服用を中止、医療機関に相談しましょう。

なおデュタスは男性のAGA治療には有効とされてますが、女性の服用、特に妊娠中や妊娠の可能性のある女性の服用・薬剤への接触は厳禁です。胎児の発育に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

ミノキシジルの効果と作用機序とは?

ミノキシジルは発毛効果のある治療薬です。もともとは高血圧治療のために開発された、血管拡張作用のある降圧剤です。

血管拡張作用によって血流が促進されることにより、毛根に栄養が行き渡りやすくなります。成長因子の増殖、毛母細胞の活性化に繋がり、発毛が促されるとされています。

発毛効果があることは後から発見されましたが、ミノキシジル内服薬は副作用が強いため、薄毛治療用には外用薬が製造・販売されています。一般的には薄毛治療にミノキシジルは外用薬として使われますが、外用薬より発毛効果が高いということで内服薬を利用している人もいるようです。

ミノキシジルの飲み方

ミノキシジル内服薬(ミノキシジルタブレット)には、2.5mg、5mg、10mgがあります。1日1回、または2回に分けて決まった時間に水で服用、AGA治療では1日の上限は10mgとされています。

1・ミノキシジル内服薬は1日1回または2回

2・1日の上限は10mg(最初は2.5mgがおすすめ)

3・決まった時間に服用

4・上限より多く服用しない

 

ミノキシジルはAGA治療に効果的!ただし副作用にも注意!

ミノキシジルはAGA治療にも効果的とされ、日本皮膚科学会の「AGA診療ガイドライン」でもミノキシジル外用の投与は最も推奨度の高い治療法の一つとして挙げられています。しかしミノキシジルにはいくつかの副作用があります。

ミノキシジルの副作用(※頭皮の副作用は主に外用薬)

ミノキシジル外用薬は内服薬ほど副作用は強くありません。ただしミノキシジルや添加物のアレルギーで、頭皮のかゆみ、かぶれなどが起こりやすく、接触性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、毛のう炎などの副作用の報告が出ています。

内服薬(ミノキシジルタブレット)は身体への副作用が出やすく、全身の多毛、顔のむくみ、低血圧、胸の痛み、動悸なども報告されているようです。心臓、腎臓、血圧の治療を受けている人、高齢者の方はミノキシジル外用薬でも内服薬でも、使用前に医師や薬剤師への相談が必要です。

 

デュタスとミノキシジルは併用OK?併用効果は?

デュタスとミノキシジルは実際に併用している人も多数いるようで、AGA治療の医師も「デュタステリドとミノキシジルの併用は効果が高まる」ことが期待できるとしています。

デュタスは単独で使用しても発毛効果が期待できる薬ですが、薄毛がすでに進行している人は現状維持に留まる可能性もあります。デュタステリドで男性ホルモンを抑制し、ミノキシジルで発毛を促すことでより高い発毛効果が期待できるそうです。

 

デュタスとミノキシジルの併用は効果とともに副作用も!

デュタスとミノキシジルを併用することで、ある特定の副作用が起きやすくなるということはないようです。デュタスとミノキシジルの併用による副作用というより、それぞれの治療薬での副作用が報告されていました。

ただし両方の薬を服用することで、より何らかの副作用が起きる可能性が高まることは否めません。デュタスの副作用とミノキシジルの副作用が両方起きる可能性もありますし、ミノキシジルのタブレットを使用する場合は薬の代謝による肝臓への負担が大きくなります。

 

デュタスとミノキシジルの併用は効果的?注意も必要!

デュタスで強力に男性ホルモンDHTの生成を抑制、ミノキシジルで発毛を促進することで、デュタスとミノキシジルの併用による二重のメリットは大いに期待できるでしょう。

ただしデュタスとミノキシジルそれぞれの副作用が発症する可能性も否定できません。特にミノキシジルタブレットは副作用が強く、併用することで肝臓への負担がかかる恐れもあります。ミノキシジル外用薬の方が副作用の可能性が低いですが、頭皮の炎症などの副作用の報告も多いです。

デュタスとミノキシジルの併用はAGA治療に効果的と考えられますが、育毛対策は長く続けるものです。できるだけ体に優しい育毛対策をしていくことが良いと考えられます。


 
 
 

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